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Rock_Mon2nd

TRPG「六門世界RPGセカンドエディション」好きなゲーマーの紹介記録です。

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[TRPG][ダークブレイズ]ヴァルキリータワー(前編)

『タンクライフRPGダークブレイズ』のサプリメント『ヴァルキリータワー』のキャンペーンを開始しました。
 先週はキャラメイクと第1話、今週は第2~3話をプレイ。

 その辺りをふまえての、『ヴァルキリータワー』の紹介や感触や初期感想など。



**新種族ヴァルキリー**
 新種族のヴァルキリーは、外見と設定が非常に特徴的な、女性だけの種族です。
 卵生だとかダークエルフに卵喰われるとか、ヴィジュアルイメージが平均身長180cmくらいの筋肉質で一部鳥類が混じってるとか、とにかくインパクトがあります。
 最近の国産TRPGでは、エルフやらドワーフやらが出てくるゲームが減って、そのゲームのオリジナル種族が増えてはいるものの、このヴァルキリーくらい個性的な種族が出てくるゲームは、少ないんじゃないでしょうか。

 能力値やスキルは前衛向けです――ただし、野蛮な種族なので、戦車関連のスキルが無いです(笑)。
 種族パワーはリジェネレート――HPとバッドステータスが全回復する、前衛向けの非常に素晴しいパワーです。

 前衛向け種族なので、ウォーヘッド、ブレイブナイト、そして新兵科ドレッドノートとの相性は抜群。
 ドワーフの立つ瀬がなくなりそうな種族ですね……。


**新兵科ドレッドノートとトランスポーター**
 新兵科は、前衛向きのドレッドノートと、後衛術式のトランスポーター。

 ドレッドノートは、敵のHPを吸収したり、自分のHPをダメージに変換したりと、ヴァルキリーとの相性の良さそうな兵科です――設定上も、ヴァルキリーとの交流によって研究された兵科だとありますし。
 兵科パワーのドレインストライクを持っていれば、自身でHPを回復しながら攻撃できるというのが最大の利点だと思われます。
 とはいえ、ダメージではウォーヘッドに、防御能力ではブレイブナイトに敵わなさそうなので、チーム内での立ち回りを壁役にもアタッカーにも置きにくいという側面はありそうです。

 トランスポーターは、いわゆる支援型の魔法使い。
 正直なところ、かなり地味な印象ですが、便利そうな兵科パワーを獲得できます。
 六門世界RPGの経験則から行って、ヘイストはかなり強力だろうと推測できるのですが……BP蓄積2点は、ちょっと重過ぎるように感じます。
 PCが5~6人なら、1人くらいは試しに入れても良いかもしれませんが、3~4人のチームだと、ちょっと組み込むのが難しそうな印象です。
 ちなみにサンプルキャラがドワーフなので、そのままサンプルを使うのは微妙です――普通に考えて、術式の兵科はエルフが適していると思います。

 あと、サンプルキャラのキャラシートが、グループSNEのホームページからダウンロード可能です。
 ドワーフのトランスポーターは微妙ですが、ヴァルキリーのドレッドノートは、そのまま即プレイに投入できる便利さがあると思います。


**新武器ジェットハンマー**
 ジェットハンマーは白兵用の武器で、武器オプションを使えばダメージを受けるものの、行為修正がつくという武器です。
 ダークブレイズはクリティカルの恩恵が非常に大きいため、クリティカルの出やすくなる行為修正がつく武器というのは、運の良いプレイヤーにとっては魅力的だと思われます。
 ダメージを受けるのが難点といえば難点ですが、リジェネレートできるヴァルキリーや、ドレインストライクでHPを回復できるドレッドノートとの相性は、かなり良いと思われます。
 逆に、盾を持った壁役の前衛が使うには厳しい武器だと言えそうです。


**追加ダンジョン**
 ダークブレイズは、ルールブックには「埋没した遺跡」という1パターンのダンジョンしか掲載されておらず、すぐに飽きてしまわれそうな印象を抱いていましたが、『ヴァルキリータワー』では一気に2ダンジョンが追加されました。
 実際に3回ミッションを遊んでみて思ったのは、ダンジョンが変わると、結構プレイの印象が変わるということです。
 後述する敵モンスターにも変化があるのですが、ダンジョンの描写やイベントが変化していると、想いのほか新鮮な感触が得られました。

 ダークブレイズの大きな特徴として、GM不在――実際にはGM兼任プレイヤーがいますが――でゲームを楽しめるという部分があります。
 これは、ゲームのルールが軽くてシンプルなことと、ダンジョンやシナリオのデータがすべて、GMがいなくても楽しめることを前提に組み立てられているから可能な遊び方だと思います。
 今回、私は兼任GMとして『ヴァルキリータワー』を遊んでいるのですが、思いの他スムーズにセッションを進行できたので、このことを再認識しました。
 とはいえ作業的に進めすぎると、あまりにもTRPGらしくなくなるという部分はあるかと思います。
 しかし参加者全員でゲームブックや協力型ボードゲームを遊んでいるような楽しさは保障されているため、TRPGセッションで重要視される「参加者全員の一体感」というのが、GMの努力を要せず得られる部分が、非常に優れていると感じました。
 これは、SW2.0の『ミストキャッスル』でも感じたことですが、ルールそのものが簡略化されているダークブレイズだと、さらに実感できます。
 すべてのTRPGがこのダークブレイズのようにGM負担を軽減すればよい物とは思いませんが、ダークブレイズのこの独自路線が、ゲーム性の中に公平性を求める私には、とても心地よく思えます。

 なんにせよ、この調子でサプリメントごとにダンジョンを1つ以上追加していってもらえると、六門世界RPGのサプリメントみたいに、延々と遊び続けることができるゲームになりそうです。
 六門で例えると、ダンジョンが1つ増えるのは、『迷宮都市メルラルズ』の1つの階層が増えるようなもの、『海賊都市クロスボーン』で1海域が増えるようなもの、『空中庭園エリュシオン』で1種類のエリア増えるようなもの、といった感じです。

 ちなみに、ダンジョンの白紙ブランマップのクシートも、キャラクターシートと同様に、グループSNEのホームページからダウンロードできます。


**追加モンスター**
 追加モンスターは、アンデッドとフライングビースト。

 ダークブレイズのルールブックのモンスターは、実はプラントとサーバントの2種族しか、初期作成の1レベルPCにとって戦いやすい敵がいないという事実がありました(笑)――他の4種族は、どれが出ても1レベルの初期キャラにはキツイというのが、私の分析です(笑)。
 特にドラゴン系とダークストーカーが強く、同レベル帯で現れる他のモンスターより明らかにスペックが上です――まあ、ランダムイベントの場合、金貨を払えばダークストーカーとの戦いは殆ど避けることが可能ですが(笑)。
 それと、1レベル帯のビーストが酷い(笑)――ドブアカネズミもキバヤマネコも、PCとしては運任せの戦闘を仕掛けるしかないわけですが、ルールブックだけだと、1レベルPCはビースト系かドラゴン系からしか貴重な《牙骨》を手に入れられないというジレンマがあるのです(笑)。

 そこで投入されたのが、今回のアンデッドとフライングビーストかと思われます――どちらも、プラントとサーバントなみに、1レベルのPCにとって戦いやすい相手です。
 かなりシビアな印象のダークブレイズの戦闘でしたが、こと『ヴァルキリータワー』に関しては、実はルールブックよりも難易度が下がっているのでは無いかと感じました――とはいえ、私の所属するプレイグループではすでにダークブレイズを遊んでおり、今回の『ヴァルキリータワー』のキャンペーンも経験者ばかりで遊んでいるため、そのせいで「難易度が下がった」と感じている部分もあるとは思います(汗)。

 なんにせよ、フライングビーストを倒せば《牙骨》が手に入るという事実だけで、ルールブックよりかなりPCが1レベル時点でのゲーム難易度は、下がっています(笑)。


**全7話のキャンペーンシナリオー**
 ダークブレイズを好んで遊ぶ層が最も欲しているのは、数多くのシナリオかと思います――理由は、ダークブレイズが公式シナリオであれば、本当にGM無しで遊べるシステムだからです。
 Role&Rollにも、今のところ毎号ダークブレイズのシナリオが掲載されており、もしこの調子でシナリオが増加していくのであれば、1年も経てばダークブレイズは本当にGM無しで半永久的に遊べるTRPGになるのではないでしょうか――ダークブレイズのシナリオはランダム性が高いため、六門世界RPGのサプリメントやSW2.0の『ミストキャッスル』のように、同じシナリオでも複数回楽しめる、攻略ゲーム的な面白さがあるのです。

 そういうわけで、『ヴァルキリータワー』で一気に7話ものキャンペーンシナリオが掲載されたことは、非常に素晴しいことだと思います。
 ダークブレイズはルールの軽さと、キャンペーンゲームとしての楽しさを両立させているのが楽しい部分だと思うのですが――キャンペーン向きのTRPGは他にも数多くありますが、遊んでいるうちに、どんどんGMの負担やら、PCの思考時間やらが、重くなる傾向にあると思うんですが、ダークブレイズはその辺が緩和されていると思われます。
 そこで公式のキャンペーンシナリオが、ゲーム発売から2ヶ月で登場というのは、ユーザーにとってありがたくもあり、ダークブレイズの遊び方を示す指針として判り易くもあるわけです。

 ちなみにネタバレ無しで1~3話を遊んだ感想を述べますと、「ルールブックよりも、1レベルシナリオの難易度が低い」ということでしょうか――ダークブレイズはなにぶんランダム性が高いですから、もしかすると、たまたま軽いイベントに当たっただけかもしれませんが(笑)。
 なので、初めてダークブレイズを遊ぶプレイヤーがいても、『ヴァルキリータワー』のキャンペーンは、充分楽しめるものだと思われます。


 もっとプレイレポート的な物も盛り込みたかったのですが、いつものごとく長々となってしまいました。
 後編では、キャンペーン終了後のPCとシャーウッドの成長っぷりを「使用前→使用後」みたいに紹介できればなと考えてます――が、あと4話ぶん、つまり2回セッションしないといけないんで、後編はたぶん9月末以降になると思います(汗)。
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