
『タンクライフRPGダークブレイズ』2回目のセッションで、感じたことなどをピックアップ。
ゲームの具体的な細かい感触などについては、1回目のセッションのレポートを上げているので、そちらを先にご覧ください。
ゲームの具体的な細かい感触などについては、1回目のセッションのレポートを上げているので、そちらを先にご覧ください。
プレイ環境は次のとおり。
【前回のPC(4人)を引き継いでプレイ】
【シナリオも、前回に引き続いてサンプルシナリオ3~4をプレイ】
【私はGM】
【プレイ時間について】
前回に引き続き、1日に2シナリオ遊びました。
GMの負担が軽いということもありますが、1ダンジョン8部屋なので、プレイ時間が一定範囲内に収まるのが、ダークブレイズのシナリオの特徴だと思います。
ただ、シナリオ内容がランダムに決まるため、同じ8部屋のダンジョンとはいえ、シナリオの時間も流動的です。
具体的には、サンプルシナリオ3では、5回ほど戦闘が発生し、PCがそのすべてに応戦してしまったため、3時間以上かかりました――さすがに、戦闘が多数入ってくると、プレイ時間は延びます。
それに対してサンプルシナリオ4では、シナリオのイベントの厳しさも手伝い、PCは固定イベント以外の戦闘を避けて逃亡したため、ほぼ2時間ちょうどでシナリオ終了――ロールプレイをほとんど挟んでいなかったせいもあると思いますが(笑)。
【戦闘について】
戦闘は時間がかかるといっても、雑魚が相手なら1回の戦闘につき10~15分程度で収まります。
ボス級の敵――強さランクがPCレベル+6くらいの敵――だと、PCが1人でも倒れると、長引く傾向にあるようです。
そして、PCもプレイヤーもゲームに慣れてくると、無茶だと思えたモンスターの攻撃にも――HPが25点しかない2レベルのPCに、28点ダメージ与えてくるとか(笑)――PCは耐えられることができることもわかりました。
戦闘開始直後のターンに、先攻を取りにいくのか、それとも相手に先攻を取らせる代わりにファストアクションで薬品を飲んだり兵科パワーを使うのか、この辺りの判断が重要な戦術になっているようです。
1ターン目をしのげれば、ボス級の敵であっても、比較的安全に倒せるようです――なので、ドライアドパワーの「祝福の光」を使うなら、1ターン目だなと思います。
ちなみに、1ターン目に最重要視されるのは、敵の数を減らすことでしょう――敵の数を減らせば、それだけ速攻値が下がり、次のターンに先攻を取りやすくなる上、次のターンからファストアクションを行えるPCが増えるからです。
【武器パワーについて】
このゲーム、武器の改造で得られる武器パワーが、かなり重要であることがわかりました。
ものにもよりますが、武器パワー1つは、兵科パワー1つくらいのウェイトがあるように感じられました。
そしてダークブレイズは、いとも簡単に武器改造を行えることもわかりました。
サンプルシナリオ3を終えた時点で、PC4人の全員が武器パワーを手に入れ、2つめの武器パワーを持つ者までいたからです。
ミッション経験枠やEXP経験枠で成長した上、武器パワーでもどんどんパワーアップしていくため、プレイヤーは自分のPCがシナリオごとに強化されていくことを、楽しんでいました――こんなにプレイヤー楽しそうなら、私も兼任GMでプレイヤー参加しときゃよかった(涙)
【積極的にモンスターを狩るゲーム】
プレイヤーの何人かも言っていましたし、私もそう思いましたが、武器パワーの重要性と、それにともなうモンスターからの素材獲得が非常に重要なゲームであるため、ものすごく「モンスターハンター」っぽい雰囲気があるゲームです(笑)。
モンスターを倒すと、素材とEXPが入手できるため、とにかくプレイヤーは積極的にモンスターを狩りたいと考えるゲームになっています。
「そんなTRPGは一杯あるだろう」と言う声もあるでしょうが、その素材とEXPの重要度が、他の多くのTRPGの比ではありません。
素材については、前述の武器パワーに直結しますし、EXPにいたっては、『シナリオ中にPCが成長する』というシステムであるため、「あと何点稼げば成長だ!」という高いモチベーションになります。
EXPを多く稼ぎたい理由は他にもあって、ドライアドの不満度が増えると、現在EXPが減点されるため、「EXPが減る前に、早く成長したい!」という欲求が高まるようです――一度成長したEXP経験枠のぶんは、EXPが減少しないからです。
「歴戦勲章」という、EXP経験枠を稼ぐことで得られる勲章も、プレイヤーの戦闘に対するモチベーションを挙げる一因になっています。
ここがまさに、ダークブレイズのハックアンドスラッシュに特化された部分ですね。
【シャーウッドは2レベルから】
初期は貧弱なことこの上ないシャーウッドでしたが、PCレベルが2になると階級も上がり、改造が可能になってきます。
そして改造すると、意外に(笑)シャーウッドは戦える物だということもわかってきました。
シャーウッドの強化のために、勲章を狙って取ろうと考えるPCもでてくるわけですが、まあ、そこはケースバイケースかと。
PC1人の階級が上がるだけで、割と細々と戦車改造できるため、シナリオごとに真剣に戦車改造を考える意味がありそうです。
「GMの負担が軽い」というのも、充分に実感できました。
1シナリオごとにPCが大幅にパワーアップするゲームなので、シナリオ3~4本のショートキャンペーンでも、結構プレイヤーはキャンペーンを遊んだ気分になれるのではないかと思いました。
ゲームバランスも掴めて来た気がするので、自作のシナリオを作ってみるのもありかとも思ってますが、それだと結局私が専業GMをせざるを得ませんし……。
GMの負担がかなり軽いため、次回、遊ぶ際には、私もプレイヤーとして参加したいところなのです――となると、結論としてはサプリメント「ヴァルキリータワー」待ちってことですね(笑)。
スポンサーサイト


