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Rock_Mon2nd

TRPG「六門世界RPGセカンドエディション」好きなゲーマーの紹介記録です。

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[SW2.0]『ルールブックII』と『シナリオ集』

『ソード・ワールド2.0』の新刊、『ルールブックII』と『シナリオ集 挑戦!魔剣が呼ぶ迷宮』を購入いたしました。

 実はSW2.0ではまだあまり遊べていない――というかSW2.0でのGM経験が無いので、まだルールを読み込めていない――のですが、筆者の属するプレイグループ内で何やら「君も四の五の言う前に、SW2.0のGMやってみな」という流れになったため、勉強することになりました(汗)。
 というわけで『ルールブックII』とシナリオ集を買うに至った訳です。

 実はまだシナリオ集しかちゃんと読めていません――というか、自分がGMで『ルールブックII』を使うまでのキャンペーンをやる予定が今のところ無いので、薄くてすぐ読め、そして自力でシナリオ作成をしなくてすむシナリオ集を先に読んだ次第です。

 というわけで、シナリオ集を中心に、ダラダラと感想など書いてみます――たまには、まとめて簡潔に書けという話もありますが、どうにもまとめるのが苦手ですみません(汗)。




●ソード・ワールド2.0シナリオ集 挑戦!魔剣が呼ぶ迷宮
 ダンジョン・シナリオ2本と、ダンジョン・シナリオの作成ガイダンスが掲載されています。

 このシナリオ集を読んだ第一印象は、GM入門書として良くできているということですね。
 以前の記事で、筆者は「早めにSW2.0の良くわかる本が欲しい」的な事を書いていたのですが、この本はGM方面で、その「良くわかる本」を実現してくれています。

 強いて難点を挙げると、ルールブックに比べて、イラストやデザインなどのビジュアル面が弱いところですか――中~高生やライトノベル読者層をターゲットにした商品に見えるので、それならばダンジョンマップ以外にも、ライトノベル風のイラストとかも入れたほうが良かったかもしれません。
 とはいえ、そんなことは些事でして、この本はSW2.0のGMガイダンスとして、かなり良作っぽいです。


・初心者GM用のガイドブック
 ガイダンス的な読み物としての側面が強いため、現在のTRPG業界で普及しているシナリオ集より、読んでいて楽しい感じです。
 逆に、「読み物部分」と「シナリオデータ部分」が混在しているので、従来型のTRPGシナリオ集に慣れている人からすると、まどろっこしくて、参照しにくく取りまわしが面倒に感じられるかもしれません。

 でも、とにかく初心者に親切な本で、その部分が筆者としてはすごく評価が高いです。
 ゲームバランス的なことは元より、GMとしての心がまえや基礎的なテクニックが満載されています。
 例えば、プレイ時間の傾向も示されているし、ちゃんと『ルールブックⅠ』のサンプル・キャラクターで遊べるように示されていますし――どうにもSNEはサンプルキャラを軽視する印象が筆者にはあるのですが、このシナリオ集はちゃんとサンプルキャラを活用してます。
 GMには失敗がつき物であると言う現実も示されています。
 正直なところ、筆者としてはルールブック本体よりも体感10倍以上は親切な本です。


・罠とダンジョンのガイダンス
 罠とダンジョン作成のパートが充実しているのが好印象で、この部分は初心者GMに限らず、GMをやる人には参考になる部分が多いと思います。

 ダンジョンの部屋数やプレイ時間の指針などは、初心者GMに限らず、ゲームの指針として知っておきたい部分です。
 あと、シナリオ中の戦闘回数は、ボス戦を含めて4回くらいが適切だとか、イベントや罠はしかけすぎてもいけないとか。

 罠の「発見」や「解除」や「処理方法」についても、かなり細かく指針が示されています。
 なんといっても、罠の使い方や、GMとしての意図、その罠をしかけられた際の予想されるプレイヤーの反応など、初心者GMには想像しずらい痒い部分にも手が届いているのが素晴しい。

 ゲームバランス的にも、GMの参考資料としても、この「第二章 ダンジョン・シナリオの作り方」は、SW2.0を遊ぶならば延々と活用し続けられる要素です。
 それゆえ正直なところ、こういったガイダンス部分は『ルールブックⅠ』に取り入れて欲しかった部分ではあるのですが、ページ数的に厳しかったという実情はあるでしょう――しかし、それなら『ルールブックII』に取り込んでも良かったのかもしれないですね。




●ソード・ワールド2.0 ルールブックII
 先にも触れてますが、まだGM経験が無いので『ルールブック1』すら完全には読み込んでおらず、『ルールブック2』については表面をざっと見渡した程度の感想です。


・新種族と技能の追加
 竜種族のリルドラケン、旧版にもいたグラスランナーの2種族が増えています。

 リルドラケンは、どうやら防御重視の壁役ファイターに向いているっぽいです。
 剣の加護で短期間ですが、飛行できるのも強い――飛んで上空からシューター技能で敵を狙撃とか、ロマンが広がります。リルドラケンの能力値がシューターに向いてないとか、壁役が敵を止められもしないのに空飛んでどうするんだとかいう現実的な問題はつきまといますが(笑)。
 あと、書いてあるのかもしれないですが、空飛んでると乱戦エリアの扱いはどうなるんでしょうか?――うーむ、乱戦エリアには謎が多いので、GMする前に確認しておかなくては(汗)。

 グラスランナーは、器用度と敏捷度が高く、フェンサー向きです。
 あと、MPがないので魔法を使うには魔晶石が欠かせないようです――旧版は魔法が使えなかったので、それに比べればかなり強くなってますね。
 危険な香りがするのが、精神抵抗に成功すると、魔法の効果を一切受けないところ――ただでさえ精神抵抗に成功しやすそうなのに、ダメージ半減も受けないとなると、PCグラスランナーにダメージを与えるのは至難の業っぽいです(汗)。

 技能はエンハンサーとバードが追加されてます。

 エンハンサーは、前衛の戦士が持つための肉体強化が中心の技能です。
 エンハンサーの呪文は、基本的に行動を消費せずにかけられるのが強力です。
 これで、わざわざ他のPCに強化魔法をかけてもらう必要が薄まり、後衛の魔法使いは攻撃魔法や回復魔法、敵への弱体魔法に集中できると考えられます。
 ただゲームバランス的に、キャンペーンを続けていくと、将来的には前衛の全員がエンハンサーを獲得していくのではないか、という部分が気にはなります。
 それって、キャラクターの個性というか、成長パターンが定型化しているのではないでしょうか?

 バードは旧版と同じ、敵味方関係なく効果を及ぼす、呪歌を奏でる技能です。
 ペットが獲得できるようになりましたが、ペットの細かいルール的な処理方法が、一見してわかりませんでした――ちゃんと読んでないので、どこかに書いてあるのかもしれませんが(汗)。
 旧版からそうですが、基本的にバードはテクニカルというか、呪歌が使いづらい傾向にあるため、プレイヤーとGMを選ぶ技能だと思います。


・名誉点の使い道
 剣の欠片を集めることで得られる、名誉点の使い道が紹介されてます。
 これが、戦闘データとかには直接関わらない、ロールプレイ的なモチベーションをかなり上げてくれそうな、楽しそうな要素です――称号を得るとか、ぜひプレイヤーとして活用してみたい感じです。
 こういったロールプレイ的なデータの充実は、旧版ではほとんどサポートされてこなかった部分ですが、筆者としては非常にSWに欲しかった部分なので、嬉しい限りです。


・ワールドガイドの充実
 世界設定が充実してきました――まだ、ちゃんと読めてませんが(汗)。

 NPCリストが、ちゃんとまとまっています――筆者の知る限り、SNEのゲームで「同じ文字数・枠で、NPC全員に顔イラストのついているルールブック」は、これまで六門2ndだけだったので(笑)。

 ところで、NPCリストに年齢を載せるのは良いのですが、年齢を載せられると、その年代でしか遊べないのではないかと、不安な気分になります――旧版SWの世界観って、1~2年の間に、アレクラスとを揺るがす大事件が、各地で頻発していて、何かすごい不自然だったので(汗)。
 この辺の年代問題は、今後のオフィシャルの小説なりシナリオ集なりリプレイに期待です――ちなみに六門2nd関連は、この辺りは「AR50年を基軸に、数年のズレがある」というスタンスのようです。旧版のメルラルズにいたっては、「現代から300年前」の話ですし(笑)。
 SW2.0の展開が何年続くのかはわからないですが、旧版は20年間続き、そしてその20年間、アレクラストではわずか1~2年しか経過していなかったようで、その設定密度の高さに途中でついていけなくなった人が多かったのではないでしょうか。
 背景世界の年代をずらせば、前後の事件についてプレイヤーやGMが知らなくても、自作のシナリオが遊びやすくなると思うので、やはり年代には幅を持たせてもらいたいです。



 どうやら、『ルールブックIII』も夏の間には出るような感じです。
 でも、そんなに立て続けに出して、バランスがキッチリと取れているんでしょうか、という部分が心配です。
『ルールブックⅠ~II』だけでも、余裕で半年や1年は遊べるデータ量だと思うんですよね。
 前にも書きましたが、筆者としては急いで『ルールブックⅢ』を出すより、今回出たシナリオ集みたいな、初心者に優しいプレイ環境を整えて、さらにユーザーの裾野を広げることを優先するのが得策だと思うのです。
 旧版は20年もかけて展開してきたゲームでしたが、正直言って高レベル帯のバランスが悪かった――具体的には、シャーマン7レベル以上、ソーサラー6レベル以上になると酷かった(笑)。
 同じ事を、SW2.0でも繰り返してしまうのではないか、と心配しているわけです。

 あと、リプレイが同時に3本も進んでいるようなので、そのリプレイ3ラインが単行本にまとまったときキッチリと役割分担できていることを望みます。
 普通に考えて、「初心者向け入門リプレイ」と「ストーリー重視の読み物リプレイ」と「ゲーム性重視の実践向けリプレイ」の3本立てだと思うのですが、実際にはどうなるんでしょうかね。
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